オール電化にはたくさんのメリットもありますが、その分やはりデメリットも出てきます。

①停電時に電力を使えないため、IHクッキングヒーターでの料理やエコキュートでの湯沸かしができない

②オール電化向けの電力プランになると、昼間の電気料金が割高になることが多い

③エコキュートなどの設置で初期費用がかかる

①は最初に思い浮かぶデメリットです。台風や大雨が多い気候の宮崎では停電のリスクも高いところではありますが、カセットコンロを常備しておいたり、エコキュート内の貯めてあるお湯は使えるのでそこまで大きなデメリットではなくなりつつあります。

②については、昼間の電気料金が割高ですが夜間の電気料金が安く抑えられるので、昼間留守にされることが多く夜間に集中して電力を使うご家族は逆にメリットになります。

③ですが、設置工事や電気配線工事・水道配管工事など、ここはどうしても大きな金額が必要になります。エコキュートなどエコ住宅設備は条件を満たせば使用できる補助金制度により初期費用の負担を軽くできる場合があります。オール電化を考えられる際には補助金制度が適応されるかどうか確認をおすすめします。

また、料理の際はIHクッキングヒーターでは物足りなくどうしても直火にしたい方や、洗濯物の乾燥スピードが速く快適な仕上がりのガス乾燥機を使いたい方など、オール電化に向かないご家族もいらっしゃいます。